2010年05月13日

昭和初期の大祭

昭和三年の金札宮例祭の写真

先日、蔵をいろいろと探索しておりましたら、こんなものが出てきました。
古い、セピア色の写真・・・

紋付・袴に洋帽という装いがなんともお洒落な人たちです。


裏書きにはこうありました。

***********************************
昭和三年十月十五日撮影
例祭猿田彦寫眞

○○眞○郎氏ノ後
庭ニ於テ

猿田 指物町 谷 種五郎氏
鈿女 鷹匠 東口廣太郎氏

金札宮蔵
***********************************
(○は判読不能、改行ママ)


昭和三年といえば・・・
先々代の頃のものになります。

この頃は秋に例大祭を催していたようです。
神輿渡御の先導をする猿田彦大神と天鈿女命の御役をされた方の名前もありますので、折をみて昔のことに詳しい氏子さんにお尋ねしてみようと思っています。


過日の祭の様子に想いを至らせつつ、またその矜持を以て、いよいよこの週末となった例大祭の神輿神幸復興の準備に勤しんでおります。
一昨日は地元の放送局KBS京都さんがネット上で京都案内を展開されておられるサイトでもご紹介いただきました。
こちらでご覧ください。ページを開いて右上「Podcasting 京都」のコーナーで、昨12日付配信の分の最後に金札宮神幸祭にも言及いただいています。パソコンの方はIE最新版またはiTunesで、iPhoneの方はそのままで購読いただけます。)

また他にも各方面各位の皆様より、激励と応援の便りやお知らせ、リンクをいただき、誠に心強く、この場をお借りしまして、厚く御礼申し上る次第です。

有難うございます。
そして、万事よろしくお願いいたします。

posted by 金札宮禰宜 at 01:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 日々徒然
この記事へのコメント
棚橋さま
三栖神社祭礼委員会の総務を務めております大町と申します。52年ぶりの神輿再興と聞き嬉しく存じます。子どもの頃の金札宮のお祭りを思い出します。この間、気になっておりましたので時間が取れる時に状況を見させていただきました。再興までのみなさまのご努力を目の当たりにし本当によかったと思います。私たちの祭礼準備も5月22日から始めますがぜひ金札宮祭礼を紹介したいと存じます。金札宮の成り立ちについては書物等で学んだ程度ですが、歴史や権力との変遷などもっと深く学ぶ魅力を感じます。今後は同じ地域の一員として協力できるといいですね。今日も写真を撮りに伺いましたが、明日も見させていただきますので今後ともよろしくお願いします。
Posted by 大町文夫 at 2010年05月15日 22:10
三栖神社祭礼委員会 大町文夫様
金札宮禰宜の平井と申します。

有難きお言葉一同心に響きます。
お気にかけていただき弊社に度々足を運んでいただきました事、誠に嬉しく存じます。

本日 無事宵宮遷座祭を執り行い、いよいよ明日を待つばかりとなりました。
ご存じの通り、52年ぶりの神輿再興でございますが
これも一重に地域の皆様はじめ関係者の方々の熱心なご支援とご配慮の賜物と
一同心より感謝しつつ、大町様のおっしゃる通り、同じ地域の一員として微力ではありますが協力させていただく所存ですので、今後とも何卒よろしくお願いいたします。

また、三栖神社の祭礼が例年通り盛大に執り行われます事を
棚橋宮司一同心よりお祈り申し上げます。

皆々様が、笑顔になっていただけますように。
Posted by 金札宮禰宜 at 2010年05月16日 01:59
平井さま
神幸祭、神輿巡行ご苦労さまでした。所用があり
神輿の出立しか見れませんでしたが、皆様の心意気と氏子の皆様の期待を感じることができました。神輿出立時の田口さまの一語に胸が熱く打たれ、私たちの神輿復活時の気持ちを思いおこされました。子どもの頃に過ごした両替町の幼馴染にもお会いし、「ほいかご」の思い出などにはなをさかしました。神幸祭を終え、執行する側も神輿を巡行する側も解放され、今夜は美酒を楽しんでください。時代は変わっても、祭りを執行し、祭りを楽しむのは、いつも歴史を動かしている庶民であることを胸にきざんでおります。
Posted by 大町文夫 at 2010年05月16日 20:29
大町文夫様
神輿の出立し、見ていただいていたのですね。
ありがとうございました。

昨日は、長くもあり短くもある夢のような一日でした
皆様の心意気とご協力、それが全てです
沿道の方々の応援と笑顔に神輿が霞んでしまい、何度も目を空にやりました・・・
人の繋がり、絆、など大切なものを再認識させていただいたこの日のことを、
心に深く刻んでおきます。

大町様も幼馴染に会われ、昔話に華を咲かせられたとのことで
過された楽しい時間が目に浮かぶようです。

この先多くの皆さまに、金札宮の御神輿を思い出ばなしにしていただけますよう
または、華を咲かせていただけますよう
白菊會の皆さんと共に頑張っていきたいと思います。

大町様と幼馴染の皆さんがそうでありましたように。
Posted by 金札宮禰宜 at 2010年05月18日 01:04
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