
久しぶりの抜けるような青空でした。
こんな日は、境内のクロガネモチの木も大喜びの気配です。
当サイトをご覧いただいている方はご存知の通り、初めてご覧いただく方はこちらのページ中段に説明がございます通り、当神社のクロガネモチは、京都市指定の天然記念物で、また、伏見区区民の木にも選定されている、樹齢千年以上ともいわれるご神木です。この木は雌株で、枝振りも見事に樹勢よく、秋から冬にかけて真っ赤な実をたくさんつけて目を楽しませてくれます。

クロガネモチは常緑広葉樹で、通年緑の葉を開いていますが、だからといって落葉しないわけではありません。5月の初めから半ば、例大祭のころに、古くなった葉を黄変させて落とし、落としたところから新しい葉を開いて、来るべき夏の成長期を万全の体勢で迎えるのです。
そしてちょうど先週あたりから、花を開かせました。
冬に見る目にも鮮やかな真っ赤の実からはあまり想像できない質素で慎ましやかな花ですので、ちゃんと見ないとそれと分からないかもしれないですが、枝いっぱいに開花している様子は実に壮観でもあります。

この花はじきに散ってしまいますが、夏の終わりには青い実を結び、秋の中頃から黄色くなり、晩秋には例の真っ赤な色となるのです。そしてその実が落ちるのは早春。年の半分ほどの長い期間に渉って実を付けているという、不思議な木がこのクロガネモチです。
また、その名の「くろがねもち」という音から「かねもち」=「金持ち」と転じて、金運開運のご神木としても親しまれています。
遠方の方にも機会がありましたらぜひご覧いただきたい、当神社自慢のご神木です。






